
獄中手記
個人的に日本最高の遺書。三島由紀夫も絶賛した怨念に満ちたパトスで死刑判決の獄中から世のすべてのものを罵倒する2・26事件の中心的青年将校による記録。死に間際までここまで見苦しく足掻く姿には逆に深い美学を感じざるを得ない
あなたのベストブック3冊をギフトとして送り、どこかの誰かが選んだ3冊が届く。まだ知らない本と人との出会いを楽しむガチャです

個人的に日本最高の遺書。三島由紀夫も絶賛した怨念に満ちたパトスで死刑判決の獄中から世のすべてのものを罵倒する2・26事件の中心的青年将校による記録。死に間際までここまで見苦しく足掻く姿には逆に深い美学を感じざるを得ない

寡作で知られる著者のセカイ系ラノベ。平凡な田舎のひと夏を舞台にセカイ系スケールの物語が展開する。これ以降目立った著作がないのが残念

法案と名付けられた公文書のような鉄芯の本項に日本語の情念があふれた華のような注釈が枝葉として付随する壮麗な大建築 日本史上前代未聞の大クーデター2・26事件の根底にこの書があったことも納得できる

人生No.1のマンガ。終盤の怒涛の勢いは風の谷のナウシカ(マンガ版)のような超弩級のスケール ただただ圧倒される

よく知られる横山光輝「三国志」などとは違うテイスト(ブロードウェイのミュージカル風)で書かれた「ネオ・三国志」 成功していると思う

歴史に埋もれ一般には知られない偉人たちに焦点を当てた列伝。作中の個人的最高傑作は「浮谷東次郎」。単なる偉人伝でなくその時代を背景にしながら詩的にその生涯を描く手法が光る

世界最大のヘッジファンド「ブリッジウォーター」の創業者レイ・ダリオによる人生指南書。単なる自己啓発本でなく「徹底的に事実を追求し、正しく選択を行う」という哲学書(真理を探究する)を読んでいるかのような著作。本人は一度会社を破産させかけた失敗に直面しながら、このPrincipleで世界最大のヘッジファンドにまで育て上げた

今でいう南海トラフ大震災規模の大地震に見舞われた日本が3つの国に分かれ定立する様を描く物語。3・11前の作品ながら2020年代の今でも十分通用する作品だと思う

この後に続くすべての新選組コンテンツの雛形を形成した原典。司馬遼太郎本人の「男を描いてみたかった」というあとがきにもあるように徹頭徹尾「男らしさ」にこだわる主人公土方歳三像が読ませるエンタメ

個人的に好きなのは「デンマルク国の話」のほう。あの帝国主義・富国強兵の時代にあって「外に広がるより内を興すべき」と言えたのはすごい

第1巻はかなり稚拙な作画ながら、終盤にかけて(いろんな意味で)骨太になっていくFateコミカライズ

「恋に生きる大人の女」を描く不倫マンガ。その不倫の恋が迎えるラストが苦い

個人的に90年のアニメ版にもひけをとらない傑作コミカライズ。最終話が掲載された雑誌が売れきれ続出で異例の再発刊になったという逸話にも納得。アニメ版と違ってきれいに終わった

元は小説が原作の百合マンガ。小説版の繊細な感情描画を壊さずにコミカライズに成功した作品

「ローマ人の物語」の著者塩野七生によるマキャベリ語録集。もっとも有名な「君主論」だけなく「戦争の技術」からの抜粋もある。「戦争の技術」にみられるマキャベリの兵法は孫子と重なる部分(兵站や地勢の重視、主導権を握ること)が多くおどろく